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溢れる情熱で歌い上げる大自然のドラマ、迫真の「アルプス」
わが国吹奏楽界の誇る大学生バンド文教大学吹奏楽部の定期演奏会ライブ録音CD。
プログラムは、個性的で上質なオリジナル曲、顧問の柳田先生の名作、情熱的なアレンジもの、といった印象です。
真剣に吹奏楽に取り組むバンドであることが伺い知れると同時に、指導陣の玄人さが伝わるプログラムだと思います。
【この商品はCDです】
ディスクの仕様 | ||||
種別 | CD | 本編再生時間 | - | |
発売元 | カフアレコード | その他 | DDD 24bit Recording HDCD |
全日本吹奏楽コンクール全国大会で10回の金賞受賞を誇る文教大学吹奏楽部、2006年定期演奏会のライブディスクです。
現在注目の作曲家、F・ティケリの2作品を収録。「シェナンドーァ」は温かい空気を感じさせるハーモニー、
そして対照的な作風の「ブルーシェイズ」はジャズの香り漂うクールなサウンドが魅力です。
そのティケリを擁すマンハッタンビーチ社主催の「F・ティケリ作曲コンテスト」で3位受賞した柳田孝義の「西風の肖像」は
優雅で美しい響きが特徴的です。
そして創部30周年委嘱作である柳田孝義のPf協第3番「エール・ヴァリエ」では、
ソリスト・峯村操のリズミカルながら柔軟なパフォーマンスで好評を博しました。
メインは、壮大な自然とドラマティックな情景を力感溢れたアプローチで歌い上げる「アルプス」。
2006年9月に急逝したアーノルドの「交響曲第4番」も彼等の想いが込められた一曲です。
常任指揮者・佐川聖二のもとで生まれる豊かな芸術性と壮麗な文教サウンドが、聴く者を魅了して止まない一枚が遂に完成です
【ショップレビュー】
全日本吹奏楽コンクール12回連続出場10回金賞受賞の実力は聴けば分かります。
アレンジャー瀬尾宗利氏直々の指揮によるアーノルドの「交響曲第4番」は完成度が高く、
細部にわたり譜面に込められたこだわりの脚色が実現しています。
ラストの「アルプス交響曲」は情熱的であると同時にクールで、
決してオーケストラの真似ではない無理のないサウンドは、
アレンジものでありながら吹奏楽のアイデンティティーがにじみ出た一作だと思います。
【収録内容】
アルプス交響曲 | |||
文教大学吹奏楽部 指揮:佐川聖二 瀬尾宗利 伊東加奈子 小笠原一孝 ピアノ:峯村 操 |
試聴 | ||
1 | アウェイデイ/アダム・ゴーブ | 6'32 | |
2 | シェナンドーァ/フランク・ティケリ | 6'13 | |
3 | ブルーシェイズ/フランク・ティケリ | 10'35 | |
4 | 西風の肖像/柳田孝義 | 8'21 | |
5 | ピアノ協奏曲第3番「エール・ヴァリエ」/柳田孝義 | 11'11 | |
6 | 交響曲第4番 作品71より/マルコム・アーノルド 編曲:瀬尾宗利 | 6'39 | |
7 | アルプス交響曲 作品64より/リヒャルト・シュトラウス | 25'56 |
2006年12月9日 第29回定期演奏会
越谷コミュニティーセンター
サンシティホール・大ホールにてライブ収録