イーストマン・ウインド・アンサンブルの創設者であり、
生誕100年・没後10年を迎えるマエストロ『フレデリック・フェネル』を
テーマに開催された2014年のJWECC(日本管楽合奏指揮者会議)より、
「Dr.フェネルのお気に入り」と題して行われた名古屋アカデミックウィンズのライヴ。

タイトル曲の《アイ・ヒア・ヒム！～マエストロのために～》は
マエストロを敬愛するジョン・カーナハン(1955～)が、
マエストロの最後の言葉「ドラムが聞こえない、ドラマーはまだか！」
そして「アイ・ヒア・ヒム(ドラムが聞こえた。)」この言葉をヒントに作曲された作品。

他、アメリカ作曲家界の重鎮ロン・ネルソン、
近年注目の作曲家アンドリュー・ボイセンJr.(1968～)、
若手女流作曲キャサリン・サルフェルダー(1987～)などの近年の作品。

そして本編は、《海を越えた握手》《フロレンティナー・マーチ》など、
フェネル氏お気に入りアンコールピースをマエストロの演奏スタイルで収録。