• 【アンサンブル 楽譜】アディオス・ノニーノ【クラリネット4重奏】
【アンサンブル 楽譜】アディオス・ノニーノ【クラリネット4重奏】

商品説明

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【楽曲解説】
アストル・ピアソラ(1921-1992)は、
1969年にこの「アディオス・ノニーノ」を作曲した。
タンゴに限界を感じて渡仏し、
パリでの作曲の師ナディア・ブーランンジェから自らの進む道が、
タンゴの革命にあると諭された数年後のことだった。
彼はイギリスのBBCの番組の中で次のように語っている。
「ノニーノとはイタリア語で"おじいちゃん"という意味だ。
私の子供たちは私の父親をノニーノと呼んでいた。
それで父が亡くなった時に
アディオス・ノニーノ(さよならおじいちゃん)という曲を書いた。
この曲がレクイエムの様であるという所以だ。」
この楽譜は、アイリス・クラリネット・カルテット
(岡村理恵、岩井由加里、小田美沙紀、藤井香織)の委嘱により編曲し、
2010年10月3日に名古屋、電気文化会館
ザ・コンサートホールにて演奏された。
【曲の構成】
・Allegro ma non troppo(1-21)2、4拍がかなり大げさに強調されている。
上行する旋律。決然とした音形に続く下降する
半音階の中に不安を感じさせる動機。
・Adagio-Andantino-Andante(22-53)愛情溢れる叙情的な旋律。
5度、6度の跳躍が胸を締め付けるような思いを抱かせる。
・Allegro(54-78)冒頭の主題の再現。
長三度上の調。音形も細かくなり一層の緊迫感に満ちている。
4回の半音上昇の転調を経てクライマックスを迎える。
・Adagio(79-93)第二主題の再現。
しかしこの部分ではテンポアップせず、むしろ重く引きずるような動機。
・Allegro(94-107)第二主題が情熱的な速さで現れ、
劇的なアッチェルランドで、混沌とするうちに
この情熱を打ち砕くかのような響き。
・Adagio(108-116)冒頭の主題の断片のみが現れる。
やがて息が絶えるように重く沈んでゆく。
【楽器編成】

◆B♭ Clarinet 1-3 |
◆Bass Clarinet

価格:3,520円(本体 3,200円)

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