◆このページの目的◆
音楽を演奏・録音・録画するときには作曲者などの権利者からの許可が必要であることは、
もはや誰もが知るところとなりました。
特に音楽を愛する日本パルスのユーザー様達の間では、
一昔前に比べて正しい認識をする方が増えてきたように感じます。
これは吹奏楽連盟やマーチングバンド・バトントワーリング協会の
長年にわたる会員指導の成果といえるかもしれません。
しかしながら、映像制作に関わる音楽著作権の取り扱いは
複雑且つ不安定で、ユーザー様から音声カットについて説明を
求められる機会は年々増えております。
そこで当サイトでは、長年におよぶ日本パルスの
ライブ映像制作の経験に基づき、
映像制作現場における音楽著作権の取り扱いについて
ご説明したいと思います。
◆音楽著作権にも色々ある◆
一言で音楽著作権といっても様々な権利関係があり、 その各々に手続きや費用が異なります。 例えば演奏会やコンテストを行う場合を見てみると、
など、使用者の立場や楽曲の利用方法によって 多様な権利関係が発生し、 それぞれに応じた手続きや料金が必要になります。
◆映像と音楽が合体すると料金が高い!◆
これらの中で最も高額なのは、
音楽を映像と同時に使用する場合、
つまり映像の制作販売をする場合です。
音楽業界ではこれを「シンクロ」と言い、
これに発生する料金を「シンクロ料金」と言います。
テレビCMで使われる音楽や、
カラオケ機のモニタテレビに流れる
イメージ映像などが代表的な例です。
そしてこのシンクロ料金は、
演奏を録画した映像にも発生します。
◆国内楽曲と外国楽曲では費用は格段の差◆
シンクロ料金は、その曲が国内楽曲か外国楽曲かによって
随分手続きや料金が異なります。
国内楽曲は日本音楽著作権協会(JASRAC)に所属する
権利者の楽曲、
外国楽曲はJASRACの管理が及ばない
日本国外の機関や会社で管理されている楽曲の事です。
国内楽曲のシンクロ料金は1分800円と
JASRACが規定しています。
一方、外国楽曲には規定がなく、
管理会社が企画内容を参考にして決定します。
日本パルスが制作するマーチング関連の映像の場合、
概ね1曲につき8万~15万円の請求があります。