【楽曲解説】
Brass Conceptによる、
ブラスアンサンブル曲集アルバムを制作するにあたり、
新しい金管アンサンブルのアプローチを
コンセプトに書き下ろした作品です。
金管アンサンブルのスピード感と豊満なサウンドが重なり合う、
そのキャラクターを活かして、
かつて春先の桜をめでながら繰り広げられた
「花見をどり」の颯爽とした世界、あるいは艶やかな世界を、
シンプルでありながらシンコペーションの利いた
「調子」と「唄」で描いています。
曲はテンポの異なる3つの部分に分かれ、
トランペットで示される軽快なテーマと、
ユーフォニアムで示される「唄」のテーマを、
全曲を通して構成しています。
リズムと唄のコントラストの良い演奏を期待します。
(福田洋介)