【楽曲解説】
この作品は富山ミナミ吹奏楽団の委嘱により、
2001年11月に同団金管アンサンブルのために作曲しました。
「イントラーダ」とは
“序奏”“導入”といった何かの始まりを意味する語句です。
私はこの語句より金管楽器らしい華やかなイメージと、
柔らかく穏やかなコラールのイメージを感じとりましたので、
それを特徴的に描くことにしました。
中学・高校生時代に吹奏楽部でトランペットを演奏していた
自分の想い出を回想しながら楽しく作曲したものです。
今後、演奏会やコンテストなどで幅広く
親しまれることを願うと同時に、
大変メリハリのはっきりしている作品なので、
金管アンサンブルの基礎的な練習曲としても
気軽に使用して頂ければと思っています。