【特徴】
アメリカのマーチ王、ジョン・フィリップ・スーザの名曲を、
あのバリバリのオリジナル作曲家フィリップ・スパークの編曲によるアルバムです。
スーザのマーチ原曲のイメージをそこなうことなく、
忠実に表現できるよう現在の吹奏楽編成で書かれています。
安定感のある重厚で堂々とした響きで極めてオーソドックスに仕上げられています。
演奏はオランダのJ.W.F軍楽隊。スーザの名盤がもう一枚加わりました。
ほとんどの作品が日本でも数多く演奏されている作品ですが、
どういう訳か、1曲目に「ボア・アイディアル」(1892年の作品)をもってきました。
もちろん素晴らしい作品ですが他の曲に比べると馴染みがうすいかもしれません。
でも一度聴くとこれがヤミツキ、題名は
「大衆の心をつかんで離さない素敵なもの」という意味をもっているそうです。
スーザの音楽をすべてまとめて表現したタイトルかもしれません。
次々に飛び出す彼の素晴らしいメロディーをじっくり楽しみましょう。