ディスクの仕様
・種別:CD
・レーベル:Amstel Classics
特徴
九州管楽合奏団 創立20周年を記念して製作されたファースト・アルバム。
首席客演指揮者であるヨハン・デ・メイ指揮のもと、
ソリストにチェロ奏者:伊藤悠貴、ハープ奏者:中村愛を迎えた渾身のアルバムです。
私がチェロとウインド・オーケストラのために書いた
全ての作品を網羅するアルバム「カサノヴァ」は、
47年にわたる私のキャリアにおいて、間違いなく最高の録音です。
レコーディングは私が心から信頼するアーティストであり、
良き友人でもある二人のスター・ソリスト、チェロ奏者:伊藤悠貴とハープ奏者:中村愛を迎え、
私自身の指揮のもと行いました。
私のチェロ協奏曲「カサノヴァ」における伊藤悠貴の異次元の演奏は、
音楽性、テクニックをはじめとする全ての側面で完璧であると言わざるを得ません。
その演奏は、私が常に追い求めてきたドラマ性と精神性を真に体現しています。
また、ソロ楽器としてのハープの持つ大いなる可能性に気付かせ、
その手法の新たなステージへと導いてくれた
輝かしいハーピスト:中村愛にスポットライトを当てた、
本アルバムのドビュッシーとプッチーニを含む他の作品にも同様のことが言えるでしょう。
さらに、九州管楽合奏団の荘厳な演奏はアルバムを通して、
素晴らしい彩りを添えてくれました。
心からお薦めしたいアルバムです。-ヨハン・デ・メイ
【九州管楽合奏団】 クラリネット奏者・水崎徹を中心に九州在住のフリーの演奏家によって2004年に発足。
2006年には宗像市・宗像ユリックスと連携協力に関する提携書を結び、
宗像ユリックスを本拠地として各地で演奏活動を展開。
2015年からはヨハン・デ・メイ氏を首席客演指揮者に迎え、
多くのヨハン・デ・メイ作品の日本初演を実現させ、
国内外のソリストとも共演するなど、その活動を充実させています。